手帳取っとく?捨てる?

 

今日は予定が流れたので部屋掃除。

引っ越しを控えているので、チョコチョコ整理整頓。

 

 

思い出系ってなかなか片づかないですよね。

それでも断捨離ブームに乗っかってかなり捨てた方です。

 

 

人生がときめく片づけの魔法



 

まあ、王道のコレですよね(笑)

 

人生がときめく片付けの魔法を5年くらい前に読んでから、

これまで一気に捨てまくり。

 

2回の引っ越しを挟んでるので、捨て慣れてきました。

 

それでも引越しのたびに捨てられなかったのが、

 

大量の雑誌の切り抜きと、手帳類!!!

 

 

f:id:marina_n:20160730165725j:image

 

 

2008年から2015年まで。

7年分!!!

 

 

例えば私が営業マンとか編集者とかだったら、捨てちゃだめだと思うけど、

この7年で転職も何回したことかわからないし(笑)

しかも手帳を酷使する仕事はしたことがない

 

それでも、手帳を開くとその年の自分がすごく分かる。

 

消した文字のあとが、すごーく辛い傷になった出来事を鮮明に思い出させるし、

それを克服するために次の年はものすごい書き込みをしまくって、計画立てて、もう勉強した。

 

奮い立たせる言葉をたくさん書き込んで、

迷ったことを整理するために気持ちを殴り書きして。

 

 

もがいた私がたくさんここには詰まってる。

 

間に挟まってるプリクラや、お客様からの手紙とか、

そんなのもすごくジーンとくる。

 

 

手帳を酷使する仕事じゃないのにこんな風な手帳になってるのは、

この本を読んでから。

 

 

能率手帳の流儀

 

この人の使っている能率手帳がめっちゃくちゃ素敵で、

書き込みがたくさんで、それを見返すたびに思い出が蘇るらしくて。

 

そのエピソードも印象的だったんだよねぇ〜

そこを目指そうと、手帳になってるのは自分を詰め込んできたのかもしれない。

 

だから、

いつもね、捨てようかな?って思いながら

捨てられなかった。

 

 

 

それがね。

なんだか、今回は捨ててもいいかなって思ってる。

 

色々やりきったし、

子供も授かったし、

何よりこの7年分の迷いが最近薄くなった。

 

 

たぶん、今までは、

過去の私を形として思い返さなければ奮い立たせられなかったんだと思う。

 

確かめないと、自分がなんだか分からなかった。

 

切り抜きもそう。

好きな服、憧れの人、素敵なインテリア。

 

自分の好きなものを可視化して取っておかないと、自分がすぐに揺らぐ感じがしてた。

 

これも、確かめたかった。

 

立ち返る場所がいつも必要で、

そのために手帳や切り抜きがあったんだと思う。

 

 

けど、最近は違う。

モノは要らない。

 

 

自分の今に至るまで、何1つ無駄じゃなかったなって振り返ることが何度もあるけど、

それは今の生活のふとした瞬間にちゃんと心の中だけで思い浮かべることができる。

 

過去はちゃんと血肉になってるし、

それを確かめたりしなくても、新しい自分になっていくことも出来る。

 

 

本当に変わりたかったら、過去の私の基準ばかり気にしてたってだめ。

過去の私がどんなに頑張ってたって、今の私がここから頑張らないとだめ。

 

別に気負ってはないけど、

すごく変化していく時期だってことは分かりきってるからこそ、

過去を取っておくことの重要度が低くなった。

 

 

f:id:marina_n:20160730171035j:image

 

 

これはここ数年のノート。

手帳のサブなのか、こっちがメインなのかわからないくらいにガシガシ書き込む。

 

会議の内容、アイディア、自問自答。

誰にも見せられないようなのばっかり!

 

これらの思考がわたしを推し進めた。

 

振り返ることはもうなくって、

同じようにまた今日のわたしが明日のわたしを推し進めていけばいい。

 

そう思えるから、

あえて捨てよう。

 

わたしは確かに頑張った。もう知ってる。

 

そんな風にサラッとした気持ちになれてる。

 

いつか捨てたことを後悔する時が来るかもしれないけど(笑)

 

覚えてることだけ、覚えてればいいんだ。

過去のわたしが今のわたしを作ってることは確かなんだから。