雨みたいに絵を描く

 

散歩の帰り道、

雨がポツポツ降り始めました。

 

アスファルトに水玉が作られていく様子をみたら、なんだかワクワク。

 

気分にもよるけど、雨ってそんなに嫌いじゃ無い。

眺めるのも好きだし、夏はアスファルトの湿っていく匂いとか好きだった。

 

 

今日は水玉模様を眺めながら、

いつかこんな風にポタポタ絵の具を垂らした絵を、子どもと一緒に書きたいなって思った。

 

筆を滑らせるだけじゃなくって、

こんなことしてもいいんだよーって、庭とかベランダでキャッキャと。

 

雨って何色かなーとかも聞いてみたい。

 

なんて答えるんだろうと考えたら少しワクワクする。

 

 

青?黒?水色?とか言ってたら、

今度雨が降ったらコップで捕まえて確かめてみようとかも言いたい。

 

それから、また絵を描く。

 

透明の絵の具は無いから、どうしよっか?

 

おうちで描く絵は、ホンモノと違ってもいいんだよって。

雨は嬉しそうだった?悲しそうだった?

どんな色だったらそうなるかな?

 

そんな風に聞いてみるのもいいかも。

 

 

こう考えてみると、

私は余程

 

固定観念に縛られないように」

というのを大切にしたいらしい。

 

けど、これ本当にそう。心の自由って、そういうことだもん。

当たり前に思えることは、別に当たり前じゃない。

 

難しいのは、世間の当たり前とどう折り合いをつけるか。

社会の中で生きる以上、知ってなきゃいけないラインはある。

それもうまく伝えて行きたいな〜

 

私が幼稚園のころ、凧に絵を描く時間があって、

雨が降っているところの絵を描いたことがある。

 

友達に「そんなのあげたら雨が降る」とバカにされた。

 

先生はかばってくれたけど、本当に悔しかったな。

 

空にあげるものだから、空に関係するものがいいなって、思ったんだろね。

そして雨が好きだったから。

 

けど、

その頃の自分は自分を肯定できなかった。

 

幼稚園自体が大っ嫌いで、

あー、やっぱりここは私が居るとこじゃないんだなって思った。

言い返したりとか、まだできなかったし、

やっぱうまくやってけてない自覚もあったから、雨を描く自分がおかしいのかな?って思ったとこもあったんだと思う。

 

だからね、子どもには

「違っていいんだよ」って普段から伝えてあげたいのかもしれないな。

幼稚園にあまり行けなかった私を親は何とも言わなかったけど、子どもながらに罪悪感抱えてたのかもね。

 

幼稚園には行かなきゃいけないわけじゃないし、

雨が好きでもいいし、

人に何か言われても「そっか。でも、私はこれが好き!」って言えばいい。

 

こうじゃなきゃっ!て思わないでいいよって教えてあげたいな。